蹴球日記

柏レイソルやバルセロナ時々雑談

J2リーグ 第19節 柏レイソルVSジェフ千葉 久々の快勝!

  久々の快勝です!シュートは18本対3。前半はシュート0に抑え、こちらが2点をとりました。

 臨機応変なシステム変更

 レイソルは、前節福岡戦と同様4−4−2の布陣でスタートしました。しかし、これはあくまでなスタートの布陣であって、試合が始まってからは、相手のシステムに合わせて(ミスマッチが生じないように)臨機応変に変更し、基本的にはマンツーマンで守備するような格好でした。

 江坂と瀬川の積極的なプレスに後ろも追随し、相手にパスコースを作らせません。クレーべに向けたロングボールは、染谷と鎌田とが競り勝つ。特に鎌田が素晴らしかった。繋ぐところが繋げますし、うちのディフェンダー陣の中でもクリアの飛距離が頭抜けている。一発で陣地挽回できるのが大きいんですよね。

 鎌田と染谷が二人ともイエローをもらい、強くいけなくなってからは、クレーべに基点を作られてしまうシーンがありましたが、それまでは完封といっていいのではないでしょうか。

 システム変更で重要な役割を担ったのは菊池大介でした。攻撃時は左サイドハーフですが、ディフェンス時は、ディフェンスラインに降りて5バックになっていました。彼の豊富なスタミナや献身性を生かせる、正しい使い方だと感じました。

進歩を見せた攻撃 

 ジェフの守備がお粗末だったこともありますが、ボールを奪ってからの縦への早い攻撃でなんどもゴールを脅かしました。これまでもずっと縦への早い攻撃をやっていましたが、それはクリスやオルンガに向けたロングボールでした。今節は、複数人が連動し、繋ぎながらの攻撃が見られました。

 1点目は、まさにその形でしたね。あんなに綺麗に崩したのは久々です。クリスがシュートを打ったとき、高く枠外に飛んでいくのが勝ってに見えてしまいました。クリスごめんなさい。

 

 後半、前線4枚のスタミナが切れてきて、プレスの強度が落ちた際には、ジェフに盛り返されたシーンがありました。特に疲労が見えた江坂を田中陸あたりと変えてもよかったと思いますが(クリスは露骨にサボり始めましたけど、ネルシーニョは変えないよね)、第1次政権時と同様、ネルシーニョの中で「上手くいっている」と思った時は、変えないんですよね。