苦しい立場同士の戦い アビスパ福岡戦
アビスパ福岡は、現在21位と苦しんでいます。
アビスパ福岡のイメージ(正確に言うと井原監督時のイメージ)は、「堅実なサッカー」 堅い守備とウェリトンなどの高さとパワーのあるFWを生かした攻撃。
今シーズンから?はクラブの方針として「高いボールポゼッションとゾーンコントロール」を目標に、ファビオペッキア監督を招聘。
しかし、結果は出ず、6月に入って家庭の事情で退任(うちも数年前に、名前も出したくないどっかのだれかさんが同じ理由でいなくなりましたね)。前節の水戸戦から、久藤清一監督が指揮をとっています。
前節の試合前コメントを聞く&試合内容を見る限り、基本的にやるサッカーは変ってません。
アビスパの攻撃
確かに、ボールポゼッションはできているのだけれど、守備的なチームが主導権を握るサッカーに移行するときにありがちな現象「ただボールポゼッションしているだけ」が見られます。うちも2009年の高橋監督の時にそうでしたね。
それでも前線のタレントは豊富です。松田力はボールポゼッションの中で、ライン間で上手に受けて決定的な仕事ができますし、石津と輪湖ちゃんの左サイドも強烈です。そして、一番怖いのが井原監督時代からの遺産なのかシンプルなクロス攻撃。輪湖や石津のクロスにヤンドンヒョン、城後、松田力が飛び込む攻撃は驚異です。何しろここ数年うちはクロスからの失点が多いですしね。やられまくってるからかクロスがファーサイドに飛ぶだけでひやっとします。相手の左サイドからのクロス対応となるとうちの右CBが跳ね返さなければならないことが多くなりそう。(杉井もしくは古賀太陽、頼みます)
アビスパの守備
基本的には前からプレスに行きますが、剥がされるシーンが多々見られます。まず、FWのプレスが曖昧。チームとしてどこからプレスに行くのかが決まってない印象。とりあえず出たとこ勝負でプレスにいき簡単に剥がされる。FWがプレスに行っているので、中盤もそれに合わせて行くしかない。ボランチの鈴木惇と田邉草民が「行っても取れないのになぁー」と辛そうにディフェンスするシーンが見られます。
簡単に言うと、うちの前節の愛媛戦みたい守備ですね。
落ち着いて回せば、必ずチャンスはくる
うちとしては、緩い前線のプレスを剥がして、中盤やディフェンスラインを引きづり出して、空いたスぺースを攻略する。早く点がとりたいがために、焦って攻めてはダメです。しっかりボールを動かせば必ずチャンスはくる。手塚、江坂あたりをつかってほしいですが、どうなるでしょうか。
クリスは2試合連続ゴール頼みます!