千葉ダービーを制し、首位山形戦に向かいたい
今節は、2010年以来のリーグ戦での千葉ダービーです。まさか、またJ2で戦うとは思っていませんでしたが…
今シーズンの千葉は5勝7分6敗の15位と低迷が続いています。
ハイラインへ回帰中?
第5節からエスナイデル監督に代わりが江尻監督が就任しました。江尻監督就任当初はエスナイデル監督の代名詞であった「ハイライン」を封印していました。しかし、ここ数試合はまたハイライン・ハイプレスに戻りつつあります。エスナイデル監督時のように極端なハイラインではないので、一発で裏取られてGKと一対一というようなシーンはありませんが、攻→守への切り替えが遅く3−4−3のウィングバック裏を狙われたり、戻りが遅くがっつり空いているバイタルエリアを狙われたりと安定しない守備が見られます。また、ハイライン・ハイプレスの影響なのか60分過ぎぐらいには、選手が明らかにへばり始めます(明らかに対戦チームよりへばっている)
攻撃は基本的にはサイド
江尻監督は「中央突破も狙う」というようなコメントがありましたが、あまりそのようなプレーは見られず、基本的には為田や茶島の突破からのクロスにクレーべや船山が合わせる、もしくはセカンドボールを堀米を狙うといった形が見られます。
クレーべは要注意です。うちのジャンボミカ同様J2では反則級。屈強なフィジカルと足元の技術を生かしたポストプレーができ、クロスに合わせると技術が上手い。クレーべ、船山、堀米のトリデンテは驚異です。
流れを変える絶好の機会
愛媛に負け、福岡に引き分けなかなかピリッとしないレイソルです。この流れを変えるには、このホーム日立台での千葉ダービーは絶好の機会です。
上位との勝ち点差を考えてもこれ以上離されるわけにはいかないので当然勝ちが必要です。
この千葉ダービーを弾みにし、次節首位モンテディオ山形戦を迎えたいものです。