蹴球日記

柏レイソルやバルセロナ時々雑談

勝ち点3を取っておきたい 愛媛戦

 ここまでの愛媛FC

 ここまでの愛媛FCは、昨シーズンから続投しているイケメン青年監督「川井健太」氏のもと、ボールポゼッションに拘り、自分達が主導権を握るサッカーにチャレンジしています。

 その志は高く、攻撃時は3−4−3で、ボランチが落ちたり、時にはキーパーも高い位置を取りビルドアップに参加したりするなどボールを大切に前進しようとするのが見てとれます。ライン間でシャドーの選手が受けて、ターンしてスルーパスといった崩しも見られます。

 しかし、ビルドアップ時の簡単なミスが多いことや、各駅停車のパスが多く「時間の貯金」が作れません。自分達が主導権を握る時間があまりにも短い。

 前節の岡山戦を見ると、ユトリッチから3トップに向けたシンプルなロングフィードの方が、皮肉にも相手に脅威を与えているように見えました。

 さらに今節は主力選手が欠場

 さらに、今節は攻撃でアクセントを加えることができる主力の神谷がトゥーロンの代表招集されているため欠場(同じく長沼も)。

 レイソルとしては必ず勝ち点3を取っておきたい相手です。

 一方、うちもジャンボミカがアフリカネーションズカップを戦うケニア代表に招集中のため欠場(ケニアは初戦、マダガスカルに1−0で勝利)。愛媛は守備時、うちが苦手な5バックになります。ミカがいない以上シンプルなクロスではなかなか難しい。代わりに出場すると思われる江坂を中心に中央でのコンビーネションで崩したい。

 染谷、古賀がいないディフェンスラインの陣容も注目です。直近の筑波大との練習試合では、タニの3バックセンターをテストしたとか。愛媛のトップの選手は、背の高い選手は出そうにないので(高くても有田の180センチぐらい)あり得そうです。(まぁ、タニは身長高くなくても競合いは強いんですけどね。イ・ドングクにも競り勝ってたのは衝撃でした)

 うちとしては、前線からの積極的かつ連動したプレスで、相手のミスを誘いたい。あわよくばそのままかっさらってショートカウンターで仕留めたい。あとは、眠れるエースクリスのゴールが見たい。

 久々の連勝に期待したいです。

J2リーグ 第16節 柏レイソルVSFC岐阜

またウノゼロ

 後半86分のミカのゴールでなんとか勝ち点3をもぎ取りました。実に今シーズン5回目の“ウノゼロ”です。

 

ルヴァンに引き続き出番を得た若武者

 トゥーロン国際に招集されている古賀太陽に代わって、出番を得たのは杉井颯でした。

 ルヴァンカップ最終節の仙台戦のときと同様、自分の持ち味を充分に出し切れたのではないでしょうか。(足もつらず、フル出場できたこともなお良し)

 彼の右から来たボールを左足で転がしながらオープンな姿勢でコントロールする仕方や、ボールの運び方、ネルシーニョにどこまで許されているか分かりませんが、インナーラップの感じは、中山雄太を彷彿とさせます。

 何より彼楽しそうにサッカーするのがいいんですよね。

 トゥーロンの結果にもよりますが、あと数試合は古賀太陽の欠場が続く中、杉井は良いアピールを続けることができるのでしょうか。さらに次節は染谷も累積で欠場。今節出番のなかった、ジョンス、田上、中川創らの奮起にも期待したいです。

またも勝ち切れず リーグ戦3戦勝ちなし

直近8試合 1勝6分1敗

負けない。だけど勝てない。そんな試合が続いています。

手塚康平を使ってほしい

 2016シーズンぐらいまでJ1でもトップクラスの資金力(選手・監督にかける費用)を誇っていたレイソルですが、ここ数年で下から数えた方が早いぐらいになってしまっています。(J2ではトップクラスですが)

 かつての、ニーヤンやジョルジのようなスーパーが助っ人が獲得できないのであれば、アカデミー要素をもう少し生かしてほしい。

 そのアカデミーの傑作手塚康平を使ってほしい。彼の組み立て、チャンスメイク、ターンはチームの攻撃をより豊かにするはず。

 ルヴァンカップの最終節では、手塚、杉井の左利きが揃った左サイドは、スムーズなビルドアップで下平期を彷彿させました。

 そういえば、「アカデミーからシームレスなサッカーをやる」というスローガンはどこにいってしまったんでしょうね。